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主演の松岡昌宏さんが不気味な死役所の案内人としてすごくインパクトがあります。志半ばで急に亡くなった方も多く、戸惑いながら死役所にたどりつき、少しずつ自分の死を受け入れていくところは切なくてたまりません。死と向き合うところから生きる意味や命の尊さを感じさせるドラマでもあります。

死んでからもまさかの市役所に行かされることが本当にあるのならば最悪だし、そんな手続きしなくてもって思ってしまいました。もう面倒な手続きさせないでほしいです。

大人気漫画がドラマ化すると友人に教えてもらい、毎回どの話が放送されるのか楽しみにしていました。松岡昌宏さんがぴったりの役で、非常に印象的な作品でした。

もともと漫画で呼んでいたため、主人公役がTOKIOの松岡さんにハマるか不安でしたが、そこはあまり問題ありませんでした。
元々地上波では扱いずらい犯罪内容が多数出てくるのでどう描くのか気になりましたが、こじんまりと収まっていた印象です。
清原翔さんが魅力的でした。

松岡昌宏さんの、あの感情を持っていないような無の雰囲気を漂わせるような演技が、すごいなぁと思いましたし、ミステリアスで、とても良かったです。

でんでんさんがメインの回がとても印象に残っています。姪を守る為に何も言わず死刑になって、死役所で働き、その姪が幸せに人生を終える所に立ち会える場面は涙が出ました。あのおばぁさんの演技が本当に少女に戻ったようなピュアなあどけなさがあって良かったです。自分が人生を終えた時、一旦人生を見つめ直して成仏出来る場所が本当にあったらいいなと思います。

死んだ人があの世へ行く手続きをする「死役所」が舞台のドラマですが、様々な事情で命を落とした人の数々のエピソードの中でも、第６話の駆け出しの芸人が「′病死課」にやってくる回の「やさしさ」思わず涙がこぼれました。

愛する人を大切にしたり、やりたい事をやったり…生きているうちに後悔ないように全力で頑張ろうと思いました。人の死や命について向き合おうと思いました。