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ヒロインが、可愛いのはもちろんカッコ良くて毎回憧れました。内容は命と向き合う内容がとても思う感じる時もありますが、自分の考えと向き合う良い時間だと感じました。ヒロインを取り巻くキャストも全て魅力的で、特に井浦新さんのクールでありながら思いやりのある姿や、市川実日子さんの普段は飄々としていつつもここぞという時にはヒロインの背中を押す頼りになる姿が大好きです。

このドラマは死体の鑑定をしていく中で何か別の原因があるという事を推測していくものでとても印象的でした。なかなかそういった視点を知らなかったので新鮮でした。

不自然な死をテーマとしているので、全体的に重い内容でした。石原さとみ、井浦新がそれぞれ暗い過去をせおっているので、余計に重苦しい感じではあります。ですが、毎話不自然な死の真実を解明しながら、過去の事件の解明が絡んでくるので、飽きる暇もないくらい面白い内容でした。

生きていくことと死ぬことの両方を描いていて、心に突き刺さる言葉ばかりで、涙が止まりません。消防士の父から教わった結び方で、人を助ける息子の物語は、涙なしに見ることができません。

毎回ご遺体に丁寧に向き合い、最期の声を聴くために奔走するUDIのメンバーに心を動かされました。中堂さんが亡くなった恋人のために殺人犯を追い込んでいくところが狂気的なところがあり、本当に人を殺しそうな危うさがありましたが、最後は向き合えてよかったです。

石原さとみの作品の中で1番秀逸だと思う。解剖医と言うドラマではあまり描かれない設定に細かな描写がリアリティがあり、その中でも自分にも一家心中の生き残りとしての凄惨な過去があるにもかかわらず明るく逞しく物言わぬ遺体の真実を探り出す法医学者としての使命を果たす石原さとみの役どころが良かった。

誰かが死ぬことについて、また生まれ育った環境がその人の生き方にもたらすものについて、とても明確な問題提起があったところが大好きなドラマです。キャラクター一人一人に推しポイントがあり、メインキャラ全員のことが大好きになりました。

可愛くて素敵な石原さとみさんを挟むように、支えるように、新さん、窪田さんの二人の俳優さんがいるのが、最高でした。内容も適度なハラハラ感があって見応えがありました。1番印象に残っているシーンは、窪田さんのバイクに石原さんが乗るシーン。かっこよすぎました。全くバイクに興味がありませんでしたが、初めて、バイクの後ろに乗って見たいと思いました。

解剖医で、朝ご飯が天丼から始まるシーン、口の中に残った赤い金魚の連続殺人を追い求める演出や、週刊誌のスパイとして潜り込んだ研修医、異性間交流会と合コンと区別して語るシーンなどと、解剖医のストーリーのギャップが魅力的なドラマでした。続編に期待したいです。

法医解剖医という職を始めて知った作品でした。毎回、運ばれてくる遺体から事件、事故を明確にしていくだけでなく、その遺体が最後何を見て何を語りたかったのかという心理的な部分まで描く展開に心震えます。残された遺族に読み取った思いを伝えることで今度の人生に光を照らす主人公に胸が熱くなりました。しかし、真実を知ることでそれが新たな事件へと発展させてしまう展開も見られ、その感情のリアルさが余計に命の重さを痛感させられました。死によって生を考えさせられる、深い作品でした。