一度は読んでおきたい!家族で楽しむクリスマスのお話

クリスマスを舞台にしたお話にはどんなものがあるの?
長く愛され続ける、古典的名作をまとめました。ぜひ、ご家族でごらんください。

目次

賢者の贈り物

プレゼント
管理人RUKA

まず1つめは「賢者の贈り物」です。
私は初めて子供の時にこのお話を読んだ時、かなりのインパクトでした。悲しい、でも優しい…と心が揺さぶられたのを覚えています。

賢者の贈り物 あらすじ

ジムとデラの夫婦は、貧しいけれど、愛し合い、仲良く暮らしていました。
ジムの宝物は、代々伝わる金の時計。デラの宝物は、その美しい髪の毛でした。
クリスマスの前日。デラは愛する夫にプレゼントを買うお金がないので、自慢の美しい髪を切ってかつら屋に売ってしまいます。そしてそのお金で、ジムの自慢の金の時計につけるプラチナの鎖を買ったのでした。
家に帰ったジムは、デラの姿を見て驚きました。ジムがデラに用意したプレゼントは、デラが欲しがっていた美しいべっ甲のくしだったのです。そのくしが、とかすべき美しい髪はもうありません。
それでもデラは感激し、ジムにプレゼント、金の時計につけるプラチナの鎖を渡します。
ところがジムは、デラのくしを買うために、自慢の金の時計を売ってしまっていたのでした。

30秒でわかる「賢者の贈り物」

О.ヘンリーの代表作ともいえるアメリカの短編小説。新約聖書の東方の賢者が、イエスの誕生を祝い贈り物を持ってくるエピソードが下敷きになっている。愛する人のために、自分の一番大事なものを犠牲にして相手の一番欲しいものを贈る。それが切ない行き違いを生んでしまうが、それこそが賢者の贈り物であり、愛はあらゆる物の価値を超越する、という心暖まるストーリー。

モグちゃん

短編小説だけではなく、絵本でも出版されているよ!

パンクロー

クリスマスプレゼントといえばまずこのお話を思い出すね。

クリスマス・キャロル

クリスマスプレゼント
管理人RUKA

2つめは「クリスマスキャロル」。精霊たちの存在がちょっぴり怖かったけど、最後のハッピーエンドで心から幸せな気持ちになれる物語です。

クリスマスキャロル あらすじ

ロンドンの下町で商売をしているスクルージは、ケチで、いじわるなおじいさんとして嫌われていました。慈善的な寄付なんてとんでもない、7年前に亡くなった共同経営者のマーレイの葬式から、金目の物を持ち去るほどの強欲ぶりでした。

そのマーレイの幽霊が、クリスマスの前日の夜スクルージの前に現れます。そして、そしてスクルージの生き方を変えるため、3人の幽霊が今から姿を現すということを言い残していきます。

3人の幽霊は、それぞれ「過去」「現在」「未来」のスクルージに関係する光景を見せます。それは彼が忘れていたこと、思い出したくないこと、見たくもないことばかりでした。そして「未来」の最後の場面に、スクルージは衝撃を受けます。

この日を境に、スクルージは変わりました。クリスマスの魔法が、彼を愛にあふれた人物へと生まれ変わらせたのでした。

30秒でわかるクリスマスキャロル

イギリスの作家・チャールズ・ディケンズの中編小説。世界でもっとも有名なクリスマス作品の1つであり、小説以外にもアニメ・漫画・映画・舞台など様々な媒体で親しまれている。

配信プラットフォームU-NEXTでは
「Disney’sクリスマスキャロル」(実写版/2009年)
「ミッキーのクリスマスキャロル」(アニメ)
「映画 クリスマスキャロル」(1938年)
の3つの映画も見れるよ! 31日間、無料でお試しできちゃう!!


モグちゃん

「ミッキーのクリスマスキャロル」に出てくる“スクルージおじさん”は、ドナルドのおじさんとしても有名だね!

パンクロー

日本では市村正親さんが主演したミュージカル「スクルージ」も人気があったよ。

モグちゃん

「クリスマスキャロル」は、「クリスマスの讃美歌」っていう意味だよ。クリスマスにぴったりな名作だね。

くるみ割り人形

くるみ割り人形
管理人RUKA

3つめは「くるみ割り人形」。子供の頃、くるみ割り人形が欲しかったけど、なかなか日本では売っていませんでした。
世界各国のものが簡単に手に入るようになった今、毎年買おうか悩んでしまう存在です。

くるみ割り人形 あらすじ

クリスマス・イブ。パーティーでクララは手品師ドロッセルマイヤーからくるみ割り人形をプレゼントされる。乱暴者の弟フリッツに人形を壊されてしまうが、ドロッセルマイヤーに修理してもらう。真夜中みんなが眠りについた頃、人形が気になったクララが大広間へ行くと、12時の時計の音とともにクララの体は小さくなる。そこへねずみの王様とねずみの兵士たちが襲ってきたが、くるみ割り人形とクララは勇敢に戦う。ねずみ軍を追い払ったあとくるみ割り人形は人間の王子様の姿になって、クララをお菓子の国へと招く。お菓子の国では金平糖の精やお菓子の精が次々と踊りを繰り広げ、歓迎してくれた。やがて朝が訪れ、クララは自分の家で目を覚ます。

30秒でわかるくるみ割り人形

モグちゃん

バレエで有名な作品だけど、原作はドイツのE.T.Aホフマンの童話
「くるみ割り人形とねずみの王さま」だよ。

パンクロー

バレエはチャイコフスキーの音楽や幻想的な舞台がとってもキレイ!

モグちゃん

行進曲や花のワルツなど、一度は聞いたことのある名曲がいっぱいだよ!

U-NEXTでは
「くるみ割り人形と秘密の王国」(ディズニー制作/2018年)はか、くるみ割り人形の映画やアニメ作品も配信中!
31日間はお試し無料で見れちゃうよ!今すぐチェック♪

ヘンゼルとグレーテル

お菓子の家
管理人RUKA

そして最後、4つめは「ヘンゼルとグレーテル」。お菓子の家は永遠の憧れですね…! RUKAは毎年、無〇良品でキットを買うよ

ヘンゼルとグレーテルあらすじ

あるところに、ヘンゼルとグレーテルという兄妹がいました。家は貧しく、口減らしのために2人は森に置き去りにされてしまいました。
森へ行く途中、ヘンゼルは集めた石を落としながら進みました。その石を目印に、家に帰ることができました。
しかし再び森に連れて行かれ、今度はヘンゼルはパンを細かくちぎって落としながら進みましたが、パンくずを鳥に食べられてしまい、2人は今度こそ家に帰ることができなくなってしまいました。

ヘンゼルとグレーテルが森の中をさまよっていると、お菓子でできた家を見つけます。お腹のすいていた2人が夢中でかじりついていると、中から魔女が現れました。
魔女はヘンゼルを小屋へ閉じ込め、グレーテルには食事を作るよう命じました。かまどの火の温度を見ろと言われたグレーテルは、魔女を熱したかまどの中に突き飛ばしました。

グレーテルはヘンゼルを助け出すと、魔女の財産を持って家に帰り、それから幸せに暮らしました。

30秒でわかるヘンゼルとグレーテル

ドイツのヘッセン州の民話をもとにした、グリム童話。物語は直接クリスマスが舞台ではないが、ヨーロッパでは家族向けにクリスマスシーズンに「ヘンゼルとグレーテル」のオペラが上演されるため、クリスマスシーズンの風物詩として定着した。
また、物語に出てくる「お菓子の家」もクリスマスを彩るアイテムとして日本でも人気がある。

モグちゃん

フンパーディンクという人が作曲したオペラだよ。

パンクロー

お菓子の家はキットでも販売されているからぜひ作ってみよう!

モグちゃん

子どもを森に置き去りにするなんてひどいなあ…

パンクロー

昔はそれくらい生活が厳しかったんだよ。

モグちゃん

「本当は怖いグリム童話」など読むとまた奥深いかも

U-NEXTでは
チョン・ジョンミョン主演のちょっぴり怖いファンタジックホラー映画「ヘンゼルとグレーテル」
サンリオ「ヘンゼルとグレーテル」アニメも配信中!
31日間は無料でお試し視聴できるよ♪

まとめ

昔から世界中で愛される「クリスマスといえば!」の有名な作品をご紹介しました。
小説や絵本、はたまたアニメや映画、舞台など、様々な形で触れることができますので、ぜひ今年のクリスマスには
家族やお友達と一緒に、あるいは1人でじっくりとクリスマス気分に浸って楽しんでみてくださいね。
どの作品も、クリスマスらしい温かさを感じることができて、優しい気持ちになれますよ。

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